最高裁は司法修習資金の貸し付けを受けている900人にメールを送った際、誤って名前やメールアドレスなどが他の受信者にも分かってしまう方式で送信してしまったことを明らかにしました。

 最高裁によりますと、3日午前、司法修習資金の貸し付けを受けている900人にメールが送信されました。

 メールは2回にわたり、それぞれ450人ずつに対して送信されましたが、他の受信者に名前やアドレスなどが表示されない「BCC」で送信するところ、誤って表示される形になっていました。

 送信後に受信者から指摘があって発覚したということです。

 最高裁は受信者にメールの削除を依頼していて、「誤送信により修習資金の貸与を受けている方の個人情報を相互に確認できる状態を作り出してしまったことについて、おわび申し上げます。今後、このようなことが発生しないよう再発防止策を検討して参ります」とコメントしています。

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