今月、遮断機や警報器がない「第4種踏切」で9歳の女の子が死亡する事故が起きたことを受けて、群馬県高崎市は市内の21カ所にある「第4種踏切」を廃止することを決めました。
高崎市では今月6日、上信電鉄の「第4種踏切」で犬の散歩をしていたとみられる9歳の女の子が列車にひかれて死亡しました。
この事故を受けて高崎市は、市内に21カ所ある「第4種踏切」を危険と判断して、廃止することを決めました。
今後、踏切を使用する地元住民らの同意を得たうえで5年程度で廃止します。
一方、地元の同意が得られない場合は、遮断機と警報器がある「第1種踏切」に改修するよう鉄道事業者に求めます。
今後、市は廃止や改修の費用について国の補助金や市の予算を活用することも念頭に、上信電鉄と話し合いを進めていくということです。
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