将棋の藤井聡太八冠に同学年の伊藤匠七段が挑戦している叡王戦五番勝負の第4局は藤井八冠が勝ち、2勝2敗のタイとしました。タイトルの行方は最終第5局に持ち越されました。

 叡王戦第4局は千葉県柏市内のホテルで、31日午前9時から挑戦者・伊藤七段の先手で始まりました。

 叡王戦は五番勝負で先に3勝した方がタイトルを獲得します。

 藤井八冠はここまで1勝2敗と初めて後のないカド番に追い込まれ、伊藤七段は初めてのタイトル獲得まであと1勝としていましたが、午後、伊藤七段が投了し、藤井八冠が勝ちました。

 これで対戦成績は2勝2敗となり、タイトルの行方は最終第5局に持ち越されました。

 伊藤七段の初タイトル獲得か、藤井八冠が記録を更新中のタイトル戦23連覇か、タイトルの行方が決まる注目の第5局は来月20日、甲府市内のホテルで行われます。

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