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 ギリシャ滞在4日目となった佳子さまは、この日も精力的に公務に臨まれました。

■「非常に謙虚」「日本人は誇りに思って」施設職員

佳子さま この記事の写真

 ブルーのワンピースの上に羽織った白いジャケットが、ギリシャの初夏の日差しを受けてよく映えます。

 現地29日、佳子さまが訪問されたのは、首都アテネ市内にある国立ろう者施設です。

国立ろう者施設にて 通訳
「佳子さまは手話もよくご存じで、大変うれしく拝見しました」 ギリシャでも手話交え懇談

 全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職員でもある佳子さまは、ここギリシャでも手話を交えて懇談しました。

通訳
「『本日は日本からの王女さまが訪問をされています』という手話をしてくださいました」 施設の職員「日本語の手話と共通の動きも」 施設の職員
「佳子さまからはギリシャ語の手話の基本的なものも示していただき、日本語の手話との共通の動きもありますので、コミュニケーションをとることはできました」 ろう者施設の視察

 施設では、ろう者がオンラインで通訳サービスを受ける様子や、聴覚障害がある子どもの保護者に向けた育児支援の状況を視察されました。

 佳子さまの印象について、施設の職員はこう話します。

施設の職員「日本人は誇りに思って」 施設の職員
「非常に謙虚で人間的にも強くて温かいという印象を持ちました。こういう皇室の女性がいることを日本人は誇りに思ってよいと思います。我々もこのような女性の訪問を非常に誇らしく思っています」

 この後、「ギリシャで最も美しい」とも言われるケルキラ島へ移動された佳子さま。そこで発した言葉とは?

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■佳子さま「ギリシャを感じながら過ごしたい」

■佳子さま「ギリシャを感じながら過ごしたい」

ギリシャメディア、佳子さまに注目

 ギリシャを公式訪問中の佳子さまについて、現地メディアは連日、写真を交えて大きく報道しています。

現地メディア「ギリシャ人は彼女を好き」 現地メディア
「パルテノン神殿がプリンセス佳子を魅了した」
「なぜギリシャ人は彼女を好きなのか」 ギリシャで“最も美しい島”へ

 ギリシャ滞在4日目の現地時間29日の午後、佳子さまの姿は北西部にあるケルキラ島にありました。

世界遺産の旧市街を散策

 観光大臣の案内のもと、西ヨーロッパの影響も色濃く残る世界遺産の旧市街を散策するなか、残り少ないギリシャ訪問の旅について、佳子さまはこう話されました。

佳子さま「ギリシャを感じながら過ごしたい」 佳子さま
「訪問させていただいた場所、それぞれにとても魅力的で、皆様にも本当に温かくお迎えいただいて、とてもうれしく思っております。引き続き、ギリシャを感じながら過ごしたいと思います」 6月1日帰国予定

 佳子さまはケルキラ島に1泊し、30日は外交関係樹立125周年の行事などに臨まれます。帰国は6月1日の予定です。

(「グッド!モーニング」2024年5月30日放送分より)

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