富山県砺波市の住宅の敷地にクマが入り込み、木に登ったりするなど8時間の籠城(ろうじょう)の末、27日夕方に駆除されました。

 午前5時ごろ、砺波市狐島で「田んぼの中で黒い動物が動いている」と、近所の住民から警察に通報がありました。

 警察、市、猟友会が探していたところ、午前8時35分に近くの寺で目撃があり、その後、屋敷林のある住宅の敷地に逃げ込んだことが確認されました。

目撃した男性
「そこから見たら、そこにクマが見えた」
「(Q.目の前?)目の前。そこらで、その石、配置してある、そこにクマが見えたんですよ」

 クマは、葉が生い茂った高い木に登っていて、8時間ほどたった午後4時半ごろ、猟友会が威嚇の銃でクマを木からおろし、その後、駆除しました。

 クマは体長110センチ50キロの、推定3歳から4歳の雄でした。

 現場は屋敷林のある住宅が点在する田園地帯で、住民らはクマを警戒するような場所ではないと驚いています。

 けがをした人はいませんでした。

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