披露された万博ボランティアのユニホームを着用し記念撮影に応じるゲストで俳優の黒谷友香さん(右から7人目)、大阪・関西万博スペシャルサポーターのNMB48の佐月愛果さん(同6人目)、坂下真心さん(同5人目)、青原和花さん(同4人目)。右端は吉村洋文知事=大阪市北区で2024年4月22日午前11時19分、梅田麻衣子撮影

 2025年大阪・関西万博(4月13日~10月13日)を運営する日本国際博覧会協会などは27日、定員2万人としていた万博ボランティアに、最終的に5万5634人の応募があったと発表した。定員の倍以上の応募を受け、協会などは29日に無作為抽出による抽選で3万人に絞り込み、当選者には6月3日以降、順次通知する。

 協会は予算に限りがあるため、定員を大幅に超えた場合は抽選を実施するとしていた。一方、協会副会長を兼ねる大阪府の吉村洋文知事は5月1日、「これだけ多くの方に万博を一緒にやろうと手を挙げていただいたので、2万人にこだわらず一人でも多くの方が参加できるように調整したい」と協会と調整する意向を示していた。

 ボランティアの募集は1月26日から始め、4月30日で締め切った。活動は1日3~6時間で、会期中5日以上。交通費・食費として1日2000円相当が支給されるほか、Tシャツやベストなどのユニホームも提供される。【藤河匠】

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