おととし2月、愛知県一宮市の自宅で生後9カ月から5歳までの娘3人を殺害したとして、殺人の罪に問われている母親の初公判が開かれ、弁護側は、無罪を主張しました。

 起訴状によりますと、一宮市の無職・遠矢姫華被告(29)はおととし2月、自宅で長女の姫茉梨ちゃん(当時5)、次女の菜乃華ちゃん(当時3)、三女の咲桜ちゃん(当時生後9カ月)の首をコードのようなもので絞め、殺害した罪に問われています。

 27日の初公判で、遠矢被告は「間違いありません」と犯行を認めた一方、弁護側は「当時はうつ病で責任能力も殺意もなかった」として無罪を主張しました。

 一方、検察側は冒頭陳述で「遠矢被告には責任能力も殺意もあった」と指摘しました。

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