60代の男性の口座からおよそ2000万円を不正送金する手助けをしたなどとして、男ら3人が逮捕されました。個人情報を元に男性になりすまし、不正アクセスを理由に凍結された口座を解除したということです。

 阿部雄哉容疑者(36)ら3人は、60代の男性の口座からおよそ2000万円を別の口座に不正送金する手助けをした電子計算機使用詐欺幇助(ほうじょ)の疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、男性の口座は不正アクセスを受けて金を引き出せない状態になっていましたが、阿部容疑者は指示役から伝えられた男性の個人情報を元に男性になりすまし、銀行に電話して解除したということです。
 
 その後、金は指示役が管理するとみられる別の口座に不正送金されました。

 阿部容疑者らは「ギャンブルで金がなくて、金がほしかった」などと容疑を認めています。

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