コロナ禍で従業員を休ませて休業手当を支払ったと偽り、家族ぐるみで新型コロナ対策の雇用調整助成金をだまし取ったとし、60代の夫婦と娘らが逮捕されました。
中村定男容疑者(69)と妻のかおる容疑者(66)ら4人は2021年ごろ、東京労働局に嘘の書類を提出し、雇用調整助成金など約600万円をだまし取った疑いが持たれています。
警視庁によりますと、夫婦は提出した書類で娘の朋子容疑者(38)の経営するエステサロンがコロナ禍で従業員を休ませたなどとしていましたが、実際には店にこの従業員はいませんでした。
江黒亮介容疑者(47)は、夫婦らに手口を指南したとみられています。
警視庁は約1億円を不正受給したとみて調べています。
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