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■沖縄は非常に激しい雨 九州南部は”梅雨のはしり”

21(火)は沖縄や奄美地方で梅雨入りが発表されました。梅雨入り早々、活発な雨雲が発生していて、きょう22(水)も非常に激しい雨が降っています。午前9時過ぎに沖縄本島地方、午前10時前には奄美地方に大雨・洪水警報が相次いで発表されました。今夜にかけて土砂災害に警戒が必要です。雨雲は北に広がっていて、鹿児島市でも朝から雨が降っています。九州南部はこの先も雨の日が続く見込みで、「梅雨のはしり」と言えるぐずついた天気になりそうです。なお、九州南部の梅雨入りの平年日は5月30日ごろで、実際の梅雨入りはもう少し先になりそうです。

■23(木)は関東など太平洋側でも雨の可能性

梅雨時期は”気象予報士泣かせ”と言われていて天気予報が難しい時期です。梅雨前線や低気圧のちょっとした位置や時間の違いで天気が大きく変わるためです。22(水)午前11時発表の気象庁の天気予報では、23(木)の東京は「晴れのち曇り」となっていて、雨マークは出ていません。ただ、気象モデルをみると手放しでは喜べない状況です。梅雨前線上の低気圧が近づいて午後は都心でも雨が降る予想になっています。今週は天気予報に傘マークがなくても折りたたみ傘を持っていくとよいでしょう。

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■いよいよ台風1号発生か?

■いよいよ台風1号発生か?

今年はいまだに台風が発生していません。これだけ台風1号が遅れるのは2016年以来8年ぶりのことです。ただ、南の海上が少し騒がしくなってきました。衛星画像をみると、ちょうど東京の真南くらいの海域にハッキリと白く映る活発な積乱雲が現れています。この雲がさらに発達して台風1号となる可能性が出てきました。アメリカの海空軍合同台風警戒センター(JTWC)は24時間以内の発生可能性は低いものの、今後台風になる可能性があるとして情報を出しています。5月中に台風1号が発生すると、統計史上7番目に遅い台風1号となります。日本の南にある太平洋高気圧の縁を回って、北上してくる可能性もあるため今後の情報に注意してください。

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