これから夏に向けてどんどん紫外線が強くなります。私たちはどんな事に気を付ければいいのでしょうか。
■「精神的な疲れを引き起こす」医師が警鐘
「精神的な疲れも」 この記事の写真 紫外線対策といっても、本当にいろいろなものがあります。
医学博士で眼科医の有田玲子医師は「目が紫外線を浴びると、精神的な疲れも引き起こす」と警鐘を鳴らしています。
私たちの目の奥には、色や光を感じて脳に届ける網膜があります。有田先生は「網膜は脳の一部」といいます。
網膜に紫外線が入ると、すぐに脳がストレスを受けて、それによって肉体的・精神的な疲労を感じてしまうことがあるそうです。
それだけではありません。脳が「紫外線を浴びている」と感じると、脳は体に“ある指令”を出します。それがメラニンです。体を紫外線から守ろうとして「メラニンを作れ」という指令を出します。
動物実験で明らかになっているのですが、有田先生によると「目から入った紫外線で、肌の日焼けも促進されてしまう」ということです。
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■「効果的なサングラス」黒より薄色?■「効果的なサングラス」黒より薄色?
UVカット効果のあるサングラス大事なのは「出来るだけ目から入る紫外線を少なくすること」なので、UVカット機能があるサングラスが効果的だということです。
紫外線が目の奥へポイントは、このサングラスのように薄い色のほうが良いということです。
なぜかと言いますと、サングラスの色が濃すぎると、目の瞳孔が開いてしまって、紫外線が目の奥に入ってきてしまいます。
「少しまぶしいくらいの濃さが良い」そのため、目の紫外線対策としては「少しまぶしいかな」と感じるくらいが良いということでした。
(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年5月21日放送)
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