茨城県警本部=水戸市で

 茨城県警は20日、茨城県守谷市の男性(65)が、インスタグラムに表示された架空の投資サイトの広告を通じて約2340万円をだまし取られたと発表した。

 県警によると、男性は3月16日、インスタグラムで「3万5000円で投資」などと勧める広告をクリックし、架空の投資サイトにアクセス。「ジェゾ」と名乗る人物からサイト上で「指定する銘柄を購入するように」などとメッセージを受信し、購入費として1回当たり3万5000~1000万円を4月12日までに計11回、指定された口座に振り込んだ。サイト上で利益が出ているように表示され信じたという。

 表示利益額が同日突然ゼロ円になったため、15日に取手署を訪ねて被害が発覚した。

水戸でも800万円被害

 県警は20日、水戸市の40代女性もSNS(ネット交流サービス)型投資詐欺で800万円の被害に遭ったと発表した。【西夏生】

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