車輪が付いた事務用の椅子にまたがっていかに速くゴールできるかを競う「いす−1GP」が19日に都内のサーキット場で行われました。

 ガラガラと音を立てながら椅子にまたがった人たちが必死に地面を蹴って前へ前へと進んでいます。

 職場の仲間や家族で構成された11チーム40人が青海のサーキット場でゴールするまでのスピードを競い合いました。

 これは「いす−1GP」というレースで、元々は2010年に京都府京田辺市の商店街の店主たちが店が閉まっていく光景に危機感を覚え、街を盛り上げようと企画したのが始まりです。

 これまで行われた北海道千歳市や大分県鶴崎市などの大会では、2時間耐久レースがメインでしたが、東京大会ではスピードレースのみで開催されました。

 主催者によりますと、ユニークさや過酷さが海外でも受け、台湾やシンガポールなどでも行われているということです。

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