和歌山市で岸田総理に爆発物が投げ込まれた事件から15日で1年です。木村隆二被告(25)の父親が取材に応じ、「息子の行為は一線を越えていた」と話しました。

 去年4月15日、和歌山市の選挙演説会場で岸田総理に向けて爆発物が投げ込まれ、聴衆の男性ら2人が負傷しました。

 殺人未遂など5つの罪で起訴された無職の木村隆二被告は黙秘を続けているといい、現在は裁判に向けて準備が進められています。

 事件発生から1年を前に木村被告の父親が取材に応じ、起訴については「日本は法治国家。法に従ったら、そうなったのだろう」「隆二の行為は一線を越えまくっていた」と話しました。

 一方で「同じ殺人未遂でも、半殺しにするようなものと、隆二のしたことは一緒にしてほしくない」と述べました。

 また、裁判で動機などを明らかにするかどうかについては「語るも語らないも本人次第」と語りました。

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