20日午前11時10分ごろ、大阪市中央区谷町5の十字路交差点で、緊急走行中だった大阪府警交通機動隊の覆面パトカーがバイクと衝突した。バイクを運転していた男性は搬送先の病院で死亡が確認された。府警は事故の状況を詳しく調べている。
府警によると、パトカーは交通違反の取り締まりで交差点付近で待機中、信号無視をした車を発見。赤色灯をつけてサイレンを鳴らして発進した直後、右から来たバイクと交差点内でぶつかったという。バイクの男性は20代とみられる。
パトカーは同隊の巡査部長(37)が運転し、巡査長(29)が同乗していた。2人にけがはなかった。
府警交通機動隊の福本真一副隊長は「亡くなられた方に謹んでお悔やみ申し上げる。詳細は捜査中だが、再発防止に努める」とのコメントを出した。【二村祐士朗】
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