山梨県笛吹市で19日、戦国武将の武田信玄と上杉謙信が戦った「川中島の戦い」を子どもたちが体験するイベントが開かれました。
「川中島合戦戦国バトル」と銘打ったこのイベントは、戦国武将の武田信玄と上杉謙信の「川中島の戦い」を子ども向けにアレンジし、体験してもらおうと企画されたものです。
勇ましい姿の子どもたちが持っているのはスポンジでできた槍や刀です。
背中の旗を落とすことで敵を倒し、残った人数で勝敗を競います。
会場を駆け抜けながら一心不乱に槍や刀を振りかざし、戦国武将さながらの戦いを繰り広げます。
子ども
「(Q.やってみてどうだった?)勝って、うれしかった!」
「(Q.何人ぐらい倒した?)1人かな、1人」
「最初は取られちゃったから悔しかったけど、2回目に取れたから、うれしかった」
会場では、戦国武将の着付けや忍者になりきって手裏剣を投げる体験イベントなどもあり、子どもたちは甲冑(かっちゅう)を身に着けて記念撮影をしたり、手裏剣を真剣な表情で的にめがけて投げたりして楽しんでいました。
笛吹市では毎年、秋に総勢700人が参加して「川中島の戦い」を本格的に再現する「川中島合戦戦国絵巻」を開催していて、今回のイベントの主催者は笛吹市を盛り上げるため、「戦国バトル」に参加した子どもたちが大きくなったら、「戦国絵巻」に参加してくれることを期待しているということです。
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