衆議院東京15区の補欠選挙での選挙妨害を巡り、警視庁は17日午前「つばさの党」の代表ら3人を逮捕しました。

 (社会部・石出大地記者報告)
 1時間半ほど前、警視庁は「つばさの党」の黒川敦彦代表や根本良輔幹事長ら3人を公職選挙法違反の疑いで逮捕しました。

 捜査関係者によりますと、先月の補欠選挙で他の陣営の演説を拡声器などで妨害した疑いが持たれています。

 これまで警視庁に複数の陣営から相談が寄せられ13日には、党本部などを家宅捜索して押収した携帯電話やパソコンから演説妨害に至る経緯やきっかけを調べ、今回の逮捕に至りました。

 警視庁は、選挙を公正に行うためにも今回の補選での演説妨害問題について、徹底的な実態解明が必要と考えていて17日にも、特別捜査本部を設置する予定です。

 汚職や詐欺事件捜査を専門とする捜査2課が特別捜査本部を設置するのは異例のことです。

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