俳優の大泉洋さん、菅野美穂さん、福本莉子さん、川栄李奈さん、新井美羽さん、月川翔監督が24日、明治記念館で行われた映画「ディア・ファミリー」の家族決起会見に登場しました。
本作は、生まれつき心臓疾患で余命10年を宣告された娘を救うために、医療知識のない父が人工心臓を作ろうと立ち上がり、のちに世界で17万人もの命を救うことになった奇跡の実話を基にした、絶対にあきらめない家族の愛の物語です。
会見当日はあいにくの雨模様でしたが、大泉さんは、“私にとって雨はデフォルトで、雨が降って逆に幸先がいい。私のやる気とともに雨足が強くなっている”と笑わせながら挨拶。菅野さんも、“大泉さんとは演技では初めての共演でしたけど、クランクインも雨だった気が…雨降って地固まるでよろしくお願いします”と息のあった様子を見せました。
本作のオファーを受けて大泉さんは、“自分も娘がいて、日々楽しく生きたいと思っていて、この撮影を受けるとなると非常に辛い撮影期間が待っていると予想できました”と悩んだことを明かし、“実際に佳美さんがお父さまに「私の命はいいから、技術を沢山の方に使ってほしい」とおっしゃったと（映画の）企画書に書いてあって、どうしてその言葉が言えるんだろうと思って、この物語を知りたいと強く思わされた。ただ大切な娘が亡くなってしまう話ではない。辛い日々かなと思っていたけど、僕が演じる意義があると思ってやりたいなと思いました”と振り返りました。
今作で初共演となった大泉さんと菅野さん。菅野さんは大泉さんの印象について、“親しみのある明るい印象がパブリックイメージだけど、神経質な面があると思っていました。でも、お会いしてみたら思った通りで。大泉さんのひょうひょうとしたたたずまいって演じられないなって思って。大泉さんにしか出せないニュアンスだし、お客様にご自身に近いお話を届けられるのは、大泉さんの持ち味”と絶賛しました。
一方の大泉さんは菅野さんについて、”明るい方だなと思っていたんですけど、私の予想を突き抜けて明るかった”と告白。“菅野さんが現場に来ると控え室の笑い声で分かるんですよ。「やってきたな」って分かったのは、私の中で「柳沢慎吾」以来。菅野さんは、例えるなら「山賊たちの晩さん」みたいな笑い声。「親方、今日もうまくいきましたね～ヒャッハッハー」みたいな笑い声が聞こえてくる。今日も頑張ろうってエネルギーがもらえる、「歩くパワースポット」みたいな人”と菅野さんの笑い声を真似しながら語りました。
【担当：芸能情報ステーション】
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