吉沢亮さん主演の映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」公開記念舞台挨拶が行われ、共演の忍足亜希子さん、今井彰人さん、烏丸せつこさん、でんでんさん、呉美保監督らとともに登壇しました。

映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」公開記念舞台挨拶




この映画は作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大さんの自伝的エッセイ「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬社刊)を原作に描いた家族の物語です。

吉沢亮さん





耳のきこえない両親の元で育った主人公・五十嵐大を演じた吉沢さんは一年ぶりとなる「五十嵐家」との再会に″仙台(撮影地)を思い出しますね。うれしいなと思いつつ、それぞれと演じる事はありましたが、子役から僕の出演に切り替わってからはたぶん家族が揃うシーンが無くて「(今)これが五十嵐家か」という新鮮さをとても感じています″と共演者たちを見渡し、あらためて感想を求められると″オモロイですね。個性が豊かで″と頬をゆるめていました。

今井彰人さん




また、父親役を演じた今井さんは″一年ぶりで少し気恥ずかしいのは私だけですか?″と手話で語り、照れた表情を浮かべていました。
さらに″僕、何歳に見えますか?実は僕、33歳で吉沢さんとは3歳しか変わらないんですよ。だから父親役大丈夫かな?って最初はドキドキしました″と、手話で明かすと、会場からはどよめきが起こり、吉沢さんも″ぜんぜん年上だと思っていて、さっき裏のエレベーターで(今井さんから)「吉沢さんいくつ?」と聞かれ「30になりました」と答えたら「僕33です」と言われ、僕もさっき知った衝撃の事実です!″と驚きの表情を見せました。

吉沢亮さん




また、物語にちなみ“今、伝えたい気持ち”を聞かれると、吉沢さんは″僕は、お母ちゃんに“ありがとう”かなと。なかなか言えないじゃないですか親には。だからこの場を借りて、うちは男4人兄弟で、お母ちゃんはめちゃくちゃ苦労していたんですけど、ここまで立派に育ててくれてありがとうです″と照れくさそうに語っていました。


【担当:芸能情報ステーション】

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