江口のりこさん、松岡茉優さん、千葉雄大さん、松尾諭さんと、劇作家の横山拓也さん、演出の小山ゆうなさんが、パルコプロデュース2024『ワタシタチはモノガタリ』初日前会見&公開舞台稽古に登壇しました。
富子(江口)は作家志望で、同じ文芸部所属の同級生の徳人(松尾)が中学3年で東京に引っ越してから15年も文通を続けた。「30歳でも独身だったら結婚しよう」と冗談交じりの言葉を交わしていたが、徳人は30歳で結婚。その後、富子は往復書簡に脚色を加え、富子をミコ(松岡)、徳人をリヒト(千葉)という名に変え、SNSに小説として投稿。現実の2人と手紙の中の2人には、イメージされるビジュアルも、綴られた出来事や思い出にも大きな乖離があったが、作品は絶大な人気を呼び、出版さらには映画化の話も浮上。プライベートを晒されると怒る徳人に、説得する富子。さらには物語の中に生きるミコやリヒトの思いも絡んで、現実と虚構が入り混じる、ファンタジックなラブ・コメディです。
横山さんは“どんなものでも新作芝居を掛ける時は緊張するもので、いまも吐き気がするほど心臓がバクバクしてます”と挨拶。
一方、江口さんは“明日は初日、体調に気をつけ最後まで頑張ろうと思います”と淡々と挨拶して笑わせました。
結婚発表後、初めてマスコミの前に姿を現した松岡さんは“私と千葉さんは2役演じ、それがどのように作用するのか楽しみにしてください”と語り、千葉さんは“今日は早く帰って寝て明日に備えたいです”と語りました。
松尾さんは“比較的リラックスして臨めていたんですけど、横山さんが「吐きそうなほど緊張している」というのを聞いて、吐きそうな人の前でやるのはイヤなので、できたら早く帰っていただきたいです”と返し会場を笑わせました。
さらに “想像上の人と、現実の人が同時に演技しているのは舞台ならではの表現。本番ではもっと発想が膨らんでいくのかな?”と演じるうえでの楽しみも語りました。
また、舞台では初共演となる江口さんと松岡さんですが、江口さんは“茉優ちゃんには助けられることが本当に多くて、稽古もそうだし、芝居を終えて席に戻ると、サッと食べ物を差し出してくれたり栄養補給してくれる”と感謝を口にすると、松岡さんは“うれしくってどうしましょう”と、はにかみ“役柄もあるのか?(千葉さんとも)よく話をするんですけど、富子さんが喜んでいると私たちもうれしいし、富子さんがしょんぼりすると私たちもしょんぼりするので、江口さんを喜ばせる事を、あと2か月、一緒にいるので考えていきたい。今朝は水ナスで喜んでくれました”と語ると、江口さんは“ありがとうございます。明日持ってきてくれるそうです”と恐縮した様子で報告しました。
【担当:芸能情報ステーション】
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