29日、乳がんの一種・浸潤性小葉がんが判明し、抗がん剤治療に取り組むことを公表した梅宮アンナさんが、自身のインスタライブで意見を語りました。
アンナさんはリスナーからの質問に答えつつ、自身の経験を振り返りながら丁寧に考えを語りました。「注射針を何度も刺されることで皮膚や血管を傷つけるだけでなく、抗がん剤の液漏れという事故を防ぐためにCVポートの埋め込みを選んだこと」「クリニックでの検査ではがんが見つからず、大きな病院で時間がかかる検査を繰り返してやっとがんが見つかったこと」「朝起きて "喉は大丈夫か" などいちいち体調を確かめてから起き上がること」など、がんになったからこそ得た経験を、自身の言葉で具体的に語り続けました。
アンナさんは "ここからあとに続く人たちに経験と記録を残すために" SNSを通じて発信を続けると宣言。様々ながん経験者の話を読むなどした上で、自身で納得のいったものが少なかったとして、 "リアルに色んな事を伝えるのが良いかなと思う" と、自分なりの取り組みを残していく決意を見せました。
アンナさんはさらに "大丈夫だ・きっと治ると言ってほしくない" "もし病院通いが終わる日が来ても「再発しないか」と思いながら暮らす日は死ぬまで続く" と、不安を自覚しながらそれから目を逸らさず受け止める姿勢を淡々と語りつつ、"自分より大変な人がいる。自分の投与は1時間半、隣の方に聞いたら8時間だった。私なんて良い方"と振り返りました。
そして "何でも食べて良いと言われて、こんなに幸せなことは無い" と、多くのがん患者の中でも自身がまだ良い方にあることに感謝しつつ、"がんと闘う。山登る勢いのことをしている。エネルギーが要る。甘いものを食べないと頭も回らない" と、自身の経験と感覚に照らして食を選ぶ意識を強調しました。また、医師からも "バランスが良いものを食べてと言われる" として、あくまで標準治療で取り組んでいく姿勢を見せています。
アンナさんは "外を歩いていたらお店でタルトを見かけて、前なら気にもならなかったのに、欲しくなってお店に入った" "お昼はラーメン食べた" と、自分なりに考え続けながら自分の感覚に従う姿勢を、淡々と語っています。
【担当:芸能情報ステーション】
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