適当なのに、美味しい!猛暑の夏休みにピッタリの「火を使わず」に、わずか「3工程」だけでできちゃう平野レミ流パパっと激ウマレシピを3品教えてもらいました。

混ぜてチンして“レミ流”仕上げ「韓流オムレツ」

6月に続いて第2弾となる「THE TIME,平野レミクッキング」。

料理が趣味の古田敬郷アナは、今回も自前の「レミパン」を持参しアピールしましたが…

平野レミ
「今日は使いませんよ、こんなの」

そう、今回のテーマは「火を使わないで、ざっくり3工程だけでできちゃう」料理。

1品目は、レンチンでとろとろになる「韓流オムレツ」です。

材料(1人分)は、
▼卵:1個
▼キムチ:20g
▼ニラ:2本
▼ピザチーズ:20g
▼ごま油:少々
▼マヨネーズ:大さじ1/2

【1】ニラとキムチはみじん切りにして、材料を全部耐熱ボウルに入れ混ぜる

【2】ボウルにふんわりラップをかけたら、電子レンジで2回に分けてチンします。まずは40秒で一度取り出し、かき混ぜます。こうすることでムラなく火を通すことができます。混ぜたらラップをして再び30秒チン。

そして仕上げの工程【3】が、ザ平野レミ流の驚き技。レンジから出してきたボウルを、上下逆さにドン!ひっくり返します。

まだ具材はドロドロの状態。古田アナも思わず…

古田アナ
「お〜!え?え?これ、大丈夫ですか?」

平野レミ
「大丈夫!だからちょっと半熟でさ、流れそうだけど平気かな?っていうくらいで止めちゃうの。それで、余熱で火を通すの」

ボウルからラップに流れ出た具材を軽く包んだら、ラップの両端を持ってグルグル回す。中の具材が太めの棒状にまとまったら5分放置して蒸らすと、ほどよく固まります。

「できちゃった〜♪できちゃった~♪」

定番の“レミソング”とともに完成した、火を一切使わない「韓流オムレツ」。

古田アナ
「チーズもトロッとしていますし卵も半熟感があって。オムレツというと卵の食感だけのイメージで、ちょっと寂しいなって思うんですけど、キムチがシャキシャキしてていいですね」

タレも絶品!高級料理の上をいく「北京トン」

2品目は、高級料理の北京ダックならぬ「北京トン」。豚肉、野菜を下ごしらえし、タレを作れば完成。わずか7分でできちゃいます!

材料(2人分)は、
▼豚バラ薄切り肉:150g
▼きゅうり:1/2本
▼長ネギ:10cm
▼赤ピーマン:少々
▼サンチュ:適量
▼パクチー:適量
▼春巻きの皮:5枚

【1】耐熱皿に酒(少々)と砂糖(少々)を入れ、砂糖をとかしたら豚バラ肉を敷き詰める。これをレンジで2分半加熱。

ちなみにレミさんは香りが良くなる紹興酒を使いますが、これも適当でOK!

平野レミ
「日本酒でもいいし、紹興酒でもいいし、ウイスキーでもいいし、ブランデーでもなんでもいいんじゃないの、多分。砂糖が入ることによって、肉がますます柔らかくなるからね」

【2】きゅうり、長ネギ、赤ピーマンを千切りにして、パクチー、サンチュと一緒に【1】に盛り付けます。

肉と野菜をまく皮に使うのは、市販の春巻きの皮。

古田アナ
「え、レミさん、春巻きの皮、生で食べられるんですか?」

平野レミ
「生で食べられるの。一枚さ、まるまるでも構わないんだけど、ちょっと大きいから半分に切る?」

そう、春巻きの皮は生産段階で一度加熱しているため、生で食べられるものも多いんです。(※一部メーカーでは生食できない商品もあります)

しかし、見た目が似ている餃子の皮は加熱していないため、火を通す必要があるのでご注意を。

【3】ラストは、タレ作り。4つの材料を混ぜ合わせるだけですが、これが激ウマとのこと。

▼はちみつ:小さじ1
▼しょうゆ:小さじ1/2
▼甜麺醤(テンメンジャン):大さじ1
▼五香粉(ウーシャンフェン):小さじ1

五香粉(ウーシャンフェン)は、スターアニスやグローブ、花椒などの混合スパイスで、かけるだけで本格中華になる便利モノです。

平野レミ
「私のマネージャーがね、よその中華料理屋で食べるタレよりもね、レミさんが作ったタレのほうが全然美味しいって言うのよ」

すると古田アナからは珍質問が!

古田アナ
「配合とかもレミさんが考えたんですか?」

これにはレミさんも「当たり前!当たり前!パクッてないよ」と苦笑する場面も。

春巻きの皮に、豚肉や野菜、タレを包んで食べます。

「♪さあ、どうかな、どうかな~ ♪美味しいって言ってくれるかな~」とハイテンションのレミさんの横で、古田アナがもぐもぐ…。

「最高です。シャッキシャキでとってもコクがありますね。豚肉も紹興酒のほのかな香りが残っていてすごく華やかな感じ。こっちの方が好きです、僕は」

この古田アナの反応に、レミさんのテンションは爆上がり!カメラに向かって「北京ダックより美味しいって言ってくれましたよ~」と大絶叫となりました。

わずかなアレンジで異国料理に「食べタイ納豆ご飯」

3品目は、電子レンジも使わない、超超簡単な「食べタイ納豆ご飯」。食べタイの「タイ」はタイランドの「タイ」とのことで…

平野レミ
「エスニック、納豆にパクチーとナンプラー入れるとタイっぽくなっちゃうから」

タイのお醤油ナンプラーに、パクチーとミニトマトを刻んで加えるアジアン納豆ご飯!夏にぴったり、食欲が増す一品です。

材料(1人分)は、
▼納豆:1パック
▼ナンプラー:小さじ1
▼パクチー:適量
▼ミニトマト:3個
▼全卵:1個
▼ごはん:200g

レミさんは大のパクチー好きとのことで…

平野レミ
「もう鼻の穴に突っ込んで歩いてもいいくらい大好き」

ただ、パクチーが苦手なら、「葉っぱならなんだっていいんじゃない!」と、三つ葉などでもOKとのことです。

【1】ボウルに納豆、卵、ナンプラー、刻んだミニトマト、パクチーを入れて混ぜる

【2】ごはんの上から【1】をかけたら完成です

平野レミ
「あっ、あっ、3工程がない!どうしよう。どうしよう」

“3工程グルメ”なのに!と慌てるレミさん。すかさず3工程目をひねり出しました。
ブスッと、パクチーの残りをご飯に突き刺してデコレート。

最後の仕上げは、お好みでどうぞ、とのことです。

納豆に、トマトの赤やパクチーの緑が加わり、見た目も鮮やかな「食べタイ納豆ご飯」

古田アナも一口食べて「うお~」と雄叫び。

納豆とナンプラーが絶妙にマッチするうえ、さっぱり。「ナンプラーのくせが強すぎず、トマトの酸味が合う!」

バクバク食べ続ける古田アナに「すごいな、すごいな」とウキウキのレミさん。

古田アナについての小話をカメラに向かって語り始めました。

平野レミ
「野球のね選手だったんだって、ずっと。でもねずっと補欠だったんですって、そう?」

ちょっと恨めしい目で「はい…」と答えながらも食べ続ける古田アナと、その様子に豪快に笑うレミさんでした。

料理名も“レミ流”ひとひねり

スタジオでは、5分でできちゃうレンチンかぼちゃ料理も紹介。

さらに、この料理名についてクイズも出題された。ヒントは「5分〇〇〇〇〇」。

レミさんはダジャレも多く使うということで、THE TIME,マンスリーゲストの寺川綾さんが考えたのは「5分かぼちゃのチャチャチャ」。

すると宇賀神メグは「すごい!近い!近い!」と絶叫。寺川さんも「当たった?当たった?」とスタジオは大興奮の状態に。

しかし、正解が発表されると大興奮が大爆笑に変わった。

正解は「5分パンプチン」。想像の上をいくレミさんの命名に、そうきたか!と言わんばかりに寺川さんも笑い転げていた。

(THE TIME,2024年8月26日放送より)

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