TOKIOの国分太一さんが「SmartHR Connect~AIとHRテクノロジーが紡ぐ革新的企業への進化~」トークイベントに、外資系製薬・医療機器企業の人事部長を歴任した高倉千春さんと登壇しました。
冒頭で“(TOKIOは)国民的大スターで、紅白歌合戦24回連続出場で、ランキング調べたら18位。グループではナンバー1です”と紹介されると、“そんなこともありましたね”と照れながら“改めまして株式会社TOKIO副社長やっております、TOKIOの国分太一です。よろしくお願いします“と挨拶しました。
国分さんは2020年には「株式会社TOKIO」を設立し、副社長(企画担当)に就任し、2022年には関連会社「株式会社TOKIO-BA(トキオバ)」を設立、取締役社長に就任しています。
トークイベントでは「なんで今さら会社を作ったのか」と、率直な質問に、国分さんは“ご存知の方も多いと思いますがTOKIOというグループは5人から始まっていたんですけれど、いろいろな変化の中でメンバーが3人になり、ここが僕たちにとっては、また一つ変わるきっかけを作れるのではないか?そのまま3人でタレントだけをやっていても良いと思ったけれども、やっぱり年齢がいくつになっても『変化を楽しむべきでは』という思いから、エンターテインメントで学んだことを株式会社TOKIOという名前で、いろんな人たちと『共創できないかな』っていうところから株式会社TOKIOを立ち上げました”と設立の経緯を語りました。
また、会社の立ち上げに際し“会社ごっこをしているようには、絶対に見られたくないなと思って、まず最初に向き合ったのは、そんなに器用ではないですけども、パソコンとにらめっこし、始めて企画書を書きました”と、設立当時に国分さんが書いた企画書を披露しました。
国分さんは“日本中の物作りと、僕らは幸せなことに全国に番組を通して出会うことができていて、なんで『こんなに素晴らしい作品があるのに、埋もれているんだろう』っていう経験もさせてもらってるので、『もっと全国に広めることもできるんじゃないか?』『それが僕らの役割なんじゃないか』ということで、そこまで深く考えてなかったけど、とりあえず書かせていただきました”と、コメント。
この発言を受けて、高倉さんは“人事を40年やってきた今だからこそ、このメッセージは結構響く”と称賛し、“ギターからトンカチのロゴも、また違う領域で戦っていくっていう辺は、自己成長にとってはすごく大事なこと”と絶賛。
さらに“社会貢献の部分ではサスティナビリティや、SDGsの言葉が出る前から、自然に目を向けていられる。さらに城島さんのメッセージで「世界に日本のいいところを訴えていきましょう」って、世界視点を持ってらっしゃる。意外に私達日本人って、『日本って何か』って、わかってるようでわかってないんですよ実は。かなり日本に元気を与えてらっしゃる”と、称賛しました。
高倉さんの称賛に、国分さんは“本当ですか?うれしいです”と喜んでいました。
また、この日のトークタイトルである「汗をかいて、手を動かして、思いを重ねて縫い合わせる」について聞かれると、国分さんは“僕らがエンターテイメントでやってきて、『胸を張って言えることはもうこれしかないな』と思ったんですよ。なぜかTOKIOって失敗が許されるグループだったような気がしてるというか、『失敗を見せることって、かっこ悪いことじゃなく、それを見せられるって、かっこ良いことじゃないかな』っていう、なんか変な変換を持っていました。失敗を知ってもらった方が、次のステップとして、もう1回、全て見せられるんじゃないかなっていうようなことも、何かメンバー3人とも思っていたので、それは僕らの強みでもある”と力強く答えました。
高倉さんは“今、日本企業が挑戦して、失敗を許す。『そこから学ばなきゃ、新規事業を起こせない』っていうことを言っているんです。日本企業って失敗を起こさないようにどうするか?この手順がすごく長い。シリコンバレーなどに行くと「早く失敗しろ」とか「賢く失敗しろ」って、そこが評価の過程になるんですよ”と、発言。
国分さんは“なるほど!”と感心した様子で聞き入っていました。
最後に、創業3年、今後の「株式会社TOKIO」の活動について尋ねると“継続することもたくさん必要かなと思ってはいるけれども、エンターテイメントの中でかいろんな経験をさせてもらったことを、『後世に伝えていく』っていうことも、一つの役割に入ってるのかなと思います。いろんな人たちと共創し、変換して新たな形で人に伝わっていくことがいいのかな?。そんなに頭のいい3人ではないので、やっぱり体を動かして、本物を伝えていきたいです”と語りました。
【担当:芸能情報ステーション】
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