音曲漫才トリオ「かしまし娘」で活躍した俳優の正司照枝さんが、今月8日の午後6時頃、大阪府内の自宅で急性心臓死で亡くなっていたことがわかりました。91歳でした。
正司照枝さんは、北海道出身。
3歳の頃より姉 ・歌江とコンビを組み天才漫才少女と呼ばれ、 戦後は妹・花江とコンビを組む。
その後、姉の歌江、妹の花江と「かしまし娘」を結成。1956年(昭和31年)から本格的に活動を開始。
流行歌や浪曲を取り入れた音曲漫才で評判となりました。ギターや三味線を弾きながら「うちら陽気なかしまし娘」のテーマソングと共に、老若男女を問わず全国的に親しまれ、不動の人気を得ました。
2016年に「かしまし娘」結成60周年を迎え、2018年に上方演芸の殿堂入りを果たしました。
関係者によると、照枝さんは亡くなる前日はいつもと変わらない元気な様子だったとのことです。
通夜・告別式等は近親者のみで執り行うとしています。
今年1月24日には「かしまし娘」の正司歌江さんが老衰のために94歳で亡くなっており、照枝さんは「♪ これでおしまい かしまし娘〜♪ です 穏やかな最期だったようですが いまはただ悲しい」と惜別の言葉を寄せていました。
また、所属事務所も公式サイトを更新し、コメントを発表。
公式サイトでは「弊社所属タレント正司照枝 (91)(本名・正司照江 )が急性心臓死により令和6年7月8日 午後6時頃、自宅にて逝去いたしました。」と、報告。
続けて「葬儀告別式は故人の遺志により家族葬とさせていただく予定です。これまで応援してくださった皆様に深謝しますと共に謹んでお知らせ申し上げます。」と、記しました。
更に、かしまし娘三女・正司花江さんのコメントも発表されました。
【 正司花江さん コメント 】
「 亡くなった当日もいつもと変わらぬ様子で、誰の手も煩わせることなく静かに逝きました。子供の頃からずっと一緒に過ごした姉の死をまだ受け止めることができません。今もまだ隣にいるような気がします」
公式サイトでは「生前のご厚誼に対し、故人になり代わりまして心より御礼申し上げます。」と、しています。
【正司照枝さん・近年の出演作品】
「陸王」(TBSテレビ 日曜劇場)西井富久子役
「高嶺の花」(日本テレビ水曜ドラマ)金役
「罪の声」(映画 配給:東宝)須藤みち役
ほか多数
【担当:芸能情報ステーション】
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