8日、新垣結衣さん・早瀬憩さんがダブル主演を務める映画「違国日記」の公開記念舞台挨拶が行われ、新垣結衣、早瀬憩、瀬戸康史、瀬田なつき監督が登壇しました。
映画はヤマシタトモコさんの大ヒットコミック「違国日記」が原作。人付き合いが苦手な小説家と天真爛漫な少女が少しずつ互いに歩みより、時には衝突しながらかけがえのない関係を築いてゆく人間ドラマです。
新垣さんは "私が槙生を演じることを『私で良いのだろうか』とずっと思っていましたし、撮影が終わってからもずっと大丈夫だったかなと思っていて…なので皆さんから温かいお言葉を頂けることが本当に嬉しいです" と、半ば夢うつつのように心境を語りました。
一方、早瀬さんは "私自身も原作とこの映画に心を救ってもらっていたので『心が救われる』と実際に映画を観た皆様も言って下さっていて、原作と同じ空気感の映画に出来たことが良かった。優しい温かいメッセージを頂けることが嬉しいです"と、緊張しつつもにこやかに答えました。
新垣さん・早瀬さん・瀬戸さんと監督で映画本編や撮影中を思い返しながらのトークが続く中、今月11日に誕生日を迎える新垣さんと6日に誕生日を迎えた早瀬さんに向けて、サプライズのバースデーケーキが搬入されると、会場はお祝いムードでいっぱいに。
さらに、早瀬さんが新垣さんへの手紙を書いてきたと司会者から案内があると、新垣さんは "えっ！" と目を丸くして "読み上げるの？" と確かめるリアクションも。ついに映画が公開を迎えたことで、早瀬さんが "嬉しい反面、これから結衣さんと会える機会が少なくなると思うととても寂しいです" と読むと、新垣さんも思わずにじむ涙をこらえきれない様子に。
"結衣さんは私の憧れであり目標です。結衣さんの出演作品の一つに私も出演できたことが誇りです" "結衣さんはよく『そのままでいいよ』と私に言ってくれます。自信のない私にとって、それはとても心強く、優しく背中をさすってくれるような言葉です" などと、尊敬と感謝を込めて手紙を読み終えた早瀬さんを、新垣さんが感極まって抱きしめていました。
そんな涙あふれる早瀬さんに瀬戸さんはすかさずハンカチを差し出し、さらに新垣さんにまでもう一枚を差し出すと、またも目を丸くした新垣さんは "…スマート！" と感嘆。
そして "やられてしまいましたねー。" "我慢をするんですけど、我慢できませんでしたね" と素直な思いを述べ "憩ちゃんが隣で頑張っているのを見ると、自分も頑張らなきゃと" "『結衣さんが槙生ちゃんでよかった』といつも言ってくれるので、それが心の支えになっていて" と、早瀬さんへの感謝を伝えていました。
新垣さんは "この作品の言葉を借りると、『私たちは違う人間だから、わかり合うことはできない』。本当にそうだなと思っています。それでも寄り添うことができるとお伝えしています" と、映画に込めたスタッフ・キャスト全員の思いを語っていました。
【担当：芸能情報ステーション】
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
