バウムクーヘンはどのように切っていますか?今思い浮かべた切り方、発祥の地ドイツから見ると少数派かもしれません。
■ドイツ伝統の切り方「そぎ切り」
本場ドイツでは違う切り方 この記事の写真しっとり、まろやかな食感にやさしい甘さ。ドイツ生まれで日本でも大人気のスイーツ「バウムクーヘン」ですが、普段どのように食べていますか?ケーキのように切り分ける人が多いようですが、実は本場ドイツではまったく違う切り方が主流なんです。
切り方一つで食感が変わるといわれているバウムクーヘン。ドイツスタイルだとなめらかな口当たりが楽しめるといいます。どんな切り方か分かりますか?
ドイツ伝統の切り方「そぎ切り」切り方を知れば、家でもこの食感が味わえます。今回、本場の切り方を教えてくれたのは、日本で初めてバウムクーヘンを販売したという「ユーハイム」。ドイツ伝統の切り方、その名も「そぎ切り」といいます。
そぎ切りの手順そぎ切りの手順ですが、まずナイフを垂直ではなく斜めに入れます。そして、そこから弧を描くようにすくいあげて切るということです。
家庭で切ることを想定してよく売られているサイズのバウムクーヘンで実践してもらいました。
意識としては、横にスライドするように切った方が厚くなりすぎず、口当たりがよくなるといいます。
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■なぜ、なめらかな口当たりに?■なぜ、なめらかな口当たりに?
では、なぜ「そぎ切り」だと口当たりがなめらかになるのでしょうか。
三日月形がポイントユーハイムによると、斜めに切ることによって断面がつぶれない。年輪といわれるたくさんの層が、食べた時にほどけるようになる。そして三日月のかたちもポイントで、舌に沿うように仕上がるので味わいやすくなっているということです。
コンビニやスーパーで手に入る一口サイズのバウムクーヘンもフォークを縦ではなく横に滑らせるようにして食べると多少は食感が変わるということです。
(スーパーJチャンネル「なるほど!ハテナ」2024年5月15日放送)
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