ものづくりの魅力を伝え、建築業界の人材を育成しようと唐津市の唐津工業高校で出前授業が開かれました。
「縛るのはこれを縛りたいので、下から入れてあげて…縛る」
出前授業に参加したのは唐津工業高校建築科の3年生34人です。
9日は埼玉県の建設会社から職人9人が講師に招かれ建物の骨組みとなる鉄筋を固定する作業などを指導しました。
参加した生徒たちは職人から手ほどきを受けながら手を大きく回さずに専用の工具を使って効率よく固定する技術を学んでいました。
【参加した生徒】
「手前に引っ張りながら回すところとか、回す時に先っぽが取れたりして上手くいかなかった」
「将来大工になりたいのでそのために役立つことが学べたら」
【東京朝日ビルド 広瀬慎吾社長】
「ものづくりをする中でも品質の確保が重要なミッション。品質をどう確保するのか説明をしながら理解してもらいながらいいものを作る体験をしてほしい」
この取り組みはものづくりの魅力を伝え、建築業界の人材を育成しようと建設会社の「東京朝日ビルド」が全国の工業高校などで2015年から行っています。
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