歴史的な円安が続く中、財務省の神田財務官は円安を阻止するための「円買いの市場介入」について、「いつでもやる用意がある」などと話し、市場をけん制しました。
財務省 神田真人 財務官
「いつでも(為替介入を)やる用意はありますので、極端に言えば今日やるかもしれないし、明日やるかもしれないし、いつでも必要な適切な行動をとるわけですから。その時にいちいち皆さんを呼んで喋るんですかっていうことですよね、それは絶対にしません」
さらに市場で「介入の原資となる外貨準備には限界がある」と指摘されていることに対しても、「世の中で言われている『こういうところが限界ではないか』ということは全く間違っている」と強調。一方で、先週、政府・日銀が繰り返し介入を行ったとみられていますが、「介入の有無についてコメントするつもりはない」と話しました。
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