新型コロナ5類移行とともに息を吹き返しつつあるのが何といっても観光です。
2024年の大型連休、山陰両県の主な観光地も多くの地点で2023年を上回りコロナ禍前の水準までもうひと頑張りといった結果でした。
山陰両県がまとめた4月27日から5月6日までの大型連休の人出は、島根県が出雲大社を除いて20万8048人、鳥取県が51万6393人で2023年と比べ島根が4.6%、鳥取が32.7%の増加となりました。
これをコロナ禍前2019年と比較すると、島根が62.7%、鳥取が74.9%でした。
2019年の大型連休は休日の日数が2024年よりも多く、条件が違うため、まずまずの回復と見ることができそうです。
島根県の調査地点で最も人を集めたのは、しまね海洋館アクアスで4万2千人あまり、次いで松江市の由志園で2023年の7%増の3万5千人余りでした。
ただ県の調査地点には入っていない出雲大社には約46万人が訪れました。
一方、鳥取県のトップはリニューアル効果の記念館が牽引した水木しげるロードで2023年の約26%増の22万1千人余りが来場しました。
また、鳥取砂丘も堅調で2023年の1.5倍に迫る14万6千人が訪れました。
山陰両県の観光地はともにコロナ禍前の水準にはまだ完全には戻っていないものの、明るい兆しが色濃く現れた2024年の大型連休だったようです。
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