秋田県男鹿市で25日、500キロを超える季節ハタハタが水揚げされました。県内で今シーズン最も多い量ですが、県全体の漁獲量は前年の同じ時期に比べて少なく、漁師は「先発隊で終わるのでは」と不安をのぞかせています。
男鹿市の相川漁港では25日、北浦漁港と合わせて、今シーズン最も多い560キロのハタハタが水揚げされました。箱にして140箱で、雄・雌はそれぞれ半分の割合です。
漁港関係者は「今月末から漁の自粛期間に入るため安心している」と話しています。
しかし、漁師の西方強さんは、「ことしでいえば多く取れたが、例年に比べたら話にならない量。終わりだな、ことしは終了」と浮かない表情です。
一方、八峰町では、八森・岩館合わせて24日より180キロ少ない110キロでした。
漁師の佐藤正勝さんは、「やっと季節ハタハタが取れたと思ったが、全然駄目。例年と比べて全然駄目。本隊は接岸せずに先発隊で終わるのではないか」と話しています。
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