人気マンガ「キン肉マン」の世界が楽しめる「キン肉マンミュージアム」が29日、静岡県沼津市にオープンし、初日から多くのファンが訪れ楽しんでいました。
「キン肉マンミュージアム」が商店街に
1979年に週刊少年ジャンプで連載が始まったプロレス系格闘マンガ「キン肉マン」。
アニメの他にも消しゴムなどのグッズも話題となり、いまも多くのファンに愛されています。
この世界観を堪能できる「キン肉マンミュージアム」が29日、JR沼津駅近くの商店街にオープンし、さっそく朝から多くのファンが訪れました。
先頭に並んだファン(札幌から):
とにかくキン肉マンが大好きで、ミュージアムができるというのを聞いて何とか来たい、一番に入りたいと思って。きょう誕生日なので何か縁を感じました
ミュージアムは3階建てビルの1階と2階で、2階の展示場には細かな部分まで再現されたキン肉マンや超人などキャラクターの等身大フィギュアが11体。
また、レプリカの原画も45枚飾られるなど、誰もが楽しめる「キン肉マンワールド」が広がっています。
1階には関連グッズの販売コーナーが設けられ、早速訪れたファンたちが気に入った商品を買い求めていました。
来館者:
等身大フィギュアはやっぱりデカいなって。迫力がすごい
来館者:
原画がいっぱい並んでいるコーナーで大好きなシーンがあり、そこが一番感動しました。うれしかったです
現役プロレスラーが館長
オープンに先がけ、28日は作者の漫画家ユニット「ゆでたまご」で原作を担当する嶋田隆司さんと現役プロレスラーで施設の館長に就任したミノワマンZさんによるトークイベントが開かれ施設の魅力を語りました。
キン肉マン作者「ゆでたまご」
原作担当・嶋田隆司さん:
原稿もたくさん展示してあり 超人も展示してあり、「キン肉マンってこんなにすごいウォーズマンとかロビンマスクと対戦していたんだな」というのが怖いほどよくわかるので、その辺もじっくり見てほしい
プロレスラー・ミノワマンZさん:
(キン肉マン)“世代”の人も全員来てほしいし、その子供たちも。「世界のキン肉マン」なので、海外からもどんどん見に来てほしいと思います
「夢の超人タッグ編」の舞台が富士山麓だったことにちなんで、沼津市に作られたこのミュージアム。
嶋田さんは「商店街の活性化にもつながれば」と話しました。
ゆでたまご・嶋田隆司さん:
シャッター商店街ではなく、にぎわうようなファンの発信基地になってほしい。キン肉マン以外に(沼津は)魚がおいしいなど知ってもらえたらすごくうれしい
強く、優しく、楽しい「キン肉マン」の発信拠点。沼津の街で新たなドラマが生まれることが期待されます。
このビルのオーナーが島田さんの友人で、4年以上空き家になっていることを相談したことがミュージアムが作られたきっかけだったそうです。
ちなみに先頭の方は29日午前5時半に並んだそうです。
【キン肉マンミュージアム】
◆場所
沼津仲見世商店街
◆営業時間
午前10時~午後6時
◆定休日
毎週水曜日
◆入場料
1,000円(大人・大学生) 900円(シニア) 700円(高校生・中学生) 500円(4歳以上)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。