東京海上日動火災は、委託先の保険代理店の元社員が顧客から保険料およそ1600万円をだまし取っていたと発表しました。
東京海上日動によりますと、委託代理店「FEA(本社:東京都中野区)」の元社員の男性(46)は、2019年4月から今年7月にかけて、法人2社と3人の顧客から合計1674万円の保険料をだまし取っていました。
本来、保険料の振込先は東京海上日動名義の口座になりますが、元社員の男性は過去に自分が経営していた法人名義の銀行口座を振込先とする請求書を偽造して振り込ませていたということです。
元社員の男性は7月に代理店を退職していて、被害者に対しては、代理店が全額弁済するとしています。
また、すでに警察へ相談するとともに監督官庁に報告したということです。
東京海上日動は「心よりおわび申し上げますとともに、管理・指導について一層の徹底を図り、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。
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