来年4月に開幕する大阪・関西万博にパビリオンの出展を予定していたギリシャが、参加を辞退したことが分かりました。
■辞退理由は「ギリシャの国内事情」
伊東万博大臣は、ギリシャの参加辞退を受けて「先方(ギリシャ)の事情によるものと承知、公式に発表されていないので、信頼関係もあるので、ここまでという風に考えております」と述べ、参加辞退の理由は「ギリシャの国内事情」だとしました。
ギリシャの不参加が決まったものの、同日の29日には、ウクライナが正式に参加を表明していて、万博の参加国は、これまでと増減なく、合わせて161カ国となっています。
■参加辞退のギリシャは「タイプB」 参加表明のウクライナは「タイプC」
参加を辞退したギリシャは、元々博覧会協会が建設した施設で、内装や外装を自由に設計できる「タイプB」で出展を予定していました。
新たに参加を表明したウクライナは「タイプB」ではなく、協会が建設した施設の中に複数の国がそれぞれのブースを出展するパビリオン「タイプC」への出展を予定しています。
■参加辞退表明は8カ国目
協会によると、当初万博への参加を予定していたものの、その後、辞退を決めた国は、メキシコ、エストニア、アルゼンチン、ニウエ、ロシア、アフガニスタン、ニジェール、ギリシャの8カ国に上ります。
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