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 今年の秋、コメが一時的に品薄状態になりました。温暖化で来年以降も猛暑となる恐れがあるなか、暑さに強い新しいブランド米が開発され、注目されています。

■デビュー3年目、首都圏でも扱う店が増加

おコメ屋さん直営のおにぎり専門店 この記事の写真

 埼玉県富士見市にあるおにぎり専門店。おコメ屋さん直営の地元に愛されるお店です。

 こちらで使われているコメは、秋田県が開発した新しいブランド米「サキホコレ」。今年デビュー3年目を迎え、首都圏でも扱う店が増えています。

「お米の田米衛」代表取締役 五ツ星お米マイスター 田坂佳宏氏 「お米の田米衛」代表取締役
五ツ星お米マイスター 田坂佳宏氏

「サキホコレの弾力のある食感と、ほぐれるようなしっとりとした粘りが、おむすびにとても合うと思いサキホコレを採用した」

 ふっくらとした食感や、かむほどに広がる深い甘みが特徴のサキホコレ。秋田県といえば「あきたこまち」が有名ですが、なぜ新たな品種の開発に乗り出したのでしょうか。

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■試験では「コシヒカリ」を上回る結果

■試験では「コシヒカリ」を上回る結果

 あきたこまちで有名な秋田県が新たなコメの品種を開発しました。背景には、ブランド米の戦国時代ともいえる現状があります。

秋田県 農業試験場 川本明彦場長 秋田県 農業試験場 川本明彦場長
「全国でいろいろなブランド米がどんどん増えてきている。秋田県を牽引(けんいん)するフラッグシップになる品種を作ろうと」

 最もこだわったのが「味」です。学校給食として提供された際には…。

秋田北中学校 1年生
「すごくモチモチしていておいしいです」 学校給食として提供された「サキホコレ」 川本場長
「味のほうは食味官能試験といって、試験の結果では『コシヒカリ』を上回る結果。そういう意味ではコシヒカリを超えているかなと」

 サキホコレで作ったおにぎりを買いに来た客は…。

買い物客
「フワフワな感じ。おいしいと思って(いつも)買っています」

 味に加えて、こだわったのが暑さへの強さです。

こだわったのが暑さへの強さ 川本場長
「品種改良は冷害におもきを置いてやっていたが、近年になって高温も問題になってきている。サキホコレは秋田県で初めて高温にも対応できる品種」 五輪メダリストをアンバサダーに起用

 今月、秋田県の神部秀行副知事が都内のスーパーで宣伝したり、パリオリンピックで銅メダルを獲得した秋田県出身のバドミントン(女子ダブルス)の志田千陽選手をアンバサダーに起用したりと、県を挙げてPRしています。

川本場長「サキホコレは、おいしさが一番の特徴」 川本場長
「サキホコレは、おいしさが一番の特徴。秋田で作ったものを全国の方に味わっていただきたい」

(「グッド!モーニング」2024年11月28日放送分より)

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