27日の日経平均株価は、前の日より307円安い3万8134円と続落して取引を終えました。

 下落した要因は、円高の加速です。円は一日で3円近く上昇し、一時1ドル=150円台後半と、およそ1カ月ぶりの円高水準になりました。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「11月に開催されたFOMCの議事録で、FOMCメンバーが連続的な利下げを支持していることが分かった。その結果、来月12月の利下げ観測が強まり、アメリカの金利が低下して、日米の金利差縮小、これが円高につながった」

 また、トランプ次期大統領は、関税引き上げ強硬派で知られるジェミソン・グリア氏を通商代表部の代表に起用すると発表。これを受けて、輸出関連の株に売りが膨らみました。

(「グッド!モーニング」2024年11月28日放送分より)

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