政府は22日に閣議決定した「総合経済対策」のなかで電気・ガス料金の補助の再開を盛り込み、物価高に対応します。
電気・ガス料金の補助は物価高対策として1年のうちで最も電力使用量が大きい1月から3月にかけて行われ、特に使用量がピークとなる1月、2月に重点を置いて実施されます。
1月、2月使用分は電気料金が1キロワットアワーあたり2.5円、ガス料金が1立方メートルあたり10円値引きされます。
標準的な家庭での1カ月あたりの料金は電気料金が約1000円、ガス料金が約520円、安くなる見込みです。
3月使用分は電気料金が1キロワットアワーあたり1.3円、ガス料金は1立方メートルあたり5円値引きされ、標準的な家庭での1カ月あたりの料金は電気料金が約520円、ガス料金が約150円、安くなる見込みです。
電気・ガス料金の補助は2023年1月から今年5月使用分について「電気・ガス価格激変緩和対策」として、今年8月から10月使用分について「酷暑乗り切り緊急支援」として行われました。
2022年に開始したガソリン補助金は12月から補助額を段階的に縮小しながら当面の間、継続するとしています。
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