「消費者物価指数」が発表され、10月も物価が上昇したことが明らかになりました。
あらゆるものが値上がりする中、出費の細かい見直しで、けっこう変わるかもしれません。

■ 家計見直し11月がベスト 出費減のポイントは?

日比麻音子キャスター:
節約アドバイザーの丸山晴美さんによりますと「11月は1年の家計状況を振り返るのに最適な時期。無駄な支出がないか節約できる見直しを」といいます。

1年を通してレジャー費や食費など、何にどのくらいお金を使ったか、今年の収支をチェックするという、1年の家計の見直しをするのに11月がベストだということです。

丸山さんによると理由は様々あるそうです。

【11月に家計見直し 3つの理由】
1.時間を確保しやすい
→12月は年末・年明けに向けた準備や大掃除などで忙しく、家計を振り返る時間をつくれない可能性

2.収支が比較的安定
→12月はクリスマスや年末の支出が多いので、なるべく収支が落ち着く11月中がおすすめ

3.家計簿などが発売される
→来年用の『家計簿』や『カレンダー』など発売されるのが10月末頃から。来年のスケジュールを確認でき、出費なども計算しやすい。

これらのことから2024年の支出を振り返り、“来年の予算”考えるきっかけになるとのことです。

さらに丸山さんは「出費が多い12月にどのくらい使えるのか、確認できるので予算立てにも役立つ」といいます。

歴史・時代小説家 永井紗耶子さん:
確定申告のために帳簿をつけているのですが、サブスクをいくつか解約をしようかなどと悩みます。

あと書籍代がとても多いのですが、これは削れないので色々考えますね。

(家計の見直しは)11月がよいとのことですが、のんびりしたいかなという思いもあります…。

日比キャスター:
やはりサブスクを見直すといいそうです。丸山さんにポイントを聞きました。

【見直すポイントは?】
▼サブスク
▼保険料(複数加入している場合、内容がかぶっている場合も)
▼スマホ料金プラン (家族割り / 格安SIMの利用など)
▼カードなど年会費(入会当初は無料でもその後、有料になっている場合も)

山内あゆキャスター:
サブスクを解約しようかなと思うと、見たい映画が出てくることもあるんですよね。また、カードの年会費もポイント目当てに申し込んでも結局年会費だけ払っているケースもあります。

日比キャスター:
節約アドバイザーの丸山さんは「ガスや電機など、どの会社と契約すれば安くなるのか。改めて検討を」、さらに「『エコ家電』買い替えで補助金が出る自治体もある」ということですので、お住まいの自治体を調べてみるのもいいかもしれません。

■住居・通信・食費はどのくらい? 理想的な支出の目安

理想的な支出額はどのくらいなのでしょうか。節約アドバイザーの丸山さんに目安を聞きました。

【理想的な支出割合 / 月の手取り30万円(夫婦 子ども1人の世帯)】
・住居費:30% 9万円
・食費: 20% 6万円
・貯蓄など:10% 3万円
・水道光熱費:5% 1万5000円
・保険:4% 1万2000円
・通信費:3% 9000円など

理想はわかっていても通信費は、お父さんお母さんでも1万円を超えることありませんか?

山内キャスター:
私は家族割を利用しているので、家族全員で2万円を超えないくらいのプランにしています。

日比キャスター:
私はまず、サブスクを見直そうと思います。

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