半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスが来月18日、東証プライム市場に上場します。時価総額は7500億円規模と想定されています。

東京証券取引所はきょう、半導体メモリー大手・キオクシアホールディングスのプライム市場への上場を承認しました。株式の想定発行価格は1株あたり1390円となっていて、新しい株式の発行で277億円ほどを調達する予定です。

時価総額は7500億円規模と、東京メトロの上場に次ぐ今年2番目の規模となる見通しです。

キオクシアは東芝の半導体部門が前身で、スマートフォン向けの記録用の半導体などを手がけています。東芝の経営再建のため、2018年にアメリカの投資ファンドに買収され、独立しました。

キオクシアは4年前には東証から上場の承認も受けていましたが、アメリカと中国の貿易摩擦が激化し、事業環境が悪化したため断念した経緯があります。

その後も今年10月の上場を目指していましたが、9月には見送る方針を発表していました。

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