指示を出さなくても空気を読んで自律的に動くAI(人工知能)搭載のロボットやバッテリーなしで動く車など、最先端の技術が公開されました。

 NTTが開発したのは生成AIの技術を応用して緊急事態を察する、いわば「空気を読む」ロボットで、主に介護施設や病院での利用を想定しています。

 また、車体の下に取り付けられたアンテナで地面の表面に流れる電気のエネルギーを受けることでバッテリーなしで走ることができる車なども初めて公開されました。

 AIが脳波を読み取り、念じるだけで車椅子の方向を変えることができる技術やランニングのフォームなど、スポーツの現場で理想的な動作を複数の生成AIがアドバイスし、始動をアシストしてくれるデモ機も公開されています。

 NTTは、こうした技術の社会実装に向けてさらに開発を進めていくとしています。

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