長野県松本市では年明け以降、松本パルコなど3つの大型商業施設が閉店する予定で、210人以上の離職者が出ると見込まれています。15日、ハローワークや市の担当者らが会議を開き、再就職支援に連携して取り組むことを確認しました。

ハローワーク松本・池上仁所長:
「円滑な再就職支援につなげるため、離職者の状況、各機関の皆さまが実施される雇用政策等を確認させていただく」

松本市内で開かれた「緊急雇用対策推進会議」。市内で年明け以降に閉店する大型商業施設の離職者の再就職支援について話し合うもので、ハローワーク松本や市の担当者などが参加しました。

2025年1月にイトーヨーカドー南松本店。2月末に松本パルコ。3月末には松本駅前の井上百貨店本店が閉店することが決まっています。

ハローワーク松本によりますと、3店の閉店による離職者は210人以上と見込まれるということです。

会議では、経済団体などと連携しながら再就職の説明会や面接会を開いていくことなど支援策を確認しました。

ハローワーク松本・池上仁所長:
「いろんなカードをお示しし、その方の希望に沿った形での支援をしていく。何人の方が離職されたとしても1人残らず全員の方に寄り添った支援をしていく」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。