天神ビッグバンにあわせて段階的なリニューアルが進む天神地下街。

12日、その一部が完成し、報道陣にお披露目されました。

◆ディレクター
「天神北エリアなんですが、新しい店舗が順次リニューアルしていて、雑貨店がオープンするなど、少しずつ雰囲気も変わっているようです」

12日、報道陣に公開されたのは、天神地下街の北エリアに新たに登場した3つの店舗です。

このうち、14日にオープンするのが、トリュフを使ったパンが話題の「トリュフベーカリー」、九州初出店です。

全国に19店舗展開していますが、今回は初めてカフェとしてオープンしました。

黒トリュフが入ったタマゴサンド。

そして看板商品は、トリュフバターを使い白トリュフの塩とオイルで仕上げた贅沢かつシンプルな塩パンです。

◆トリュフベーカリー 鈴木麻美さん
「トリュフのパンはもちろんだけど、今回初の試みで八ケ岳の天然水を使ったパン作りとコーヒー作りをしている。ゆっくり過ごせる店内の空間づくりもこだわったので、全ての環境を楽しんでいただければ」

さらに、天神地下街限定で食べられるのが、2種類のブリオッシュ生ドーナツ。

クリームに白トリュフが入っていて、水のようにとろけるような食感が特徴なんだそうです。

一方、ポップアップストアとして10月25日にオープンしたのが、エコバッグの専門店「Ball & Chain(ボールアンドチェーン)」。

ナイロン製の生地に豊富なデザインとカラーバリエーション、3種類のサイズ展開が魅力の1つで、常時250種類を取り扱っているそうです。

月に2種類ほど新商品が入荷することでも人気とあって、12月1日からは常設店舗としてオープンすることが決まっています。

◆福岡地下街開発 総務企画部 森高凌平 主任
「目的性を持って天神地下街に来ていただけるようにリニューアルを行っている。オフィスワーカーの方が今後増えていくと思うので、オフィスワーカーにご利用いただけるような、カフェ・雑貨・コスメなどの業種の店舗を誘致していければ」

この1年、インバウンド客の増加などで売り上げが10%程度伸びているという天神地下街。

今後、段階的にリニューアルを進め、2年後の50周年にあわせてリニューアルを完了させたいとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。