宮城県と山形県を結ぶ観光道路蔵王エコーラインで、冬の通行止めが解除されました。道の両側に高く積もった「雪の回廊」を楽しむことができます。
標高およそ1300メートルの賽の磧ゲートでは、蔵王エコーラインの開通を待つ人たちが列を作っていました。
「仙台を午前0時ごろ出発して来た。2024年の開通一番乗りできてうれしい。」
「明け方に東京を出発しました。スキーと違ってバイクで走るのは格別なのでどきどきしている。」
県境付近にある刈田峠駐車場では、関係者およそ120人が参加し開通式を行いました。
午前11時すぎ、ゲートが開放されると、除雪作業によって道路の両側にできた「雪の壁」を見ながら、ドライバーたちが走りを楽しみました。
今年は最も高い所で、去年より1メートル低い6メートルの雪の壁ができているということです。
天候にも恵まれた開通初日の4月26日は観光客が県の内外から訪れ、蔵王の自然を満喫していました。
神奈川県から
「冬の壮大さもあれば春のすがすがしさもあってすてきな場所だと思った。」
5月7日までは、夜に凍結の恐れがあるため、午後5時から翌日の午前8時まで通行止めとなります。
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