東京証券取引所は5日から取引終了時間を30分間延長します。取引終了の時間を延ばすのは1954年以来、70年ぶりです。

 今回の延長で、これまで午後3時までだった東証の取引時間は午後3時半まで30分間長くなります。

 システム障害が起きた際の備えとして、取引時間を少しでも長く確保するなどの狙いがあります。

 また、海外の主な取引所と比べて短かった取引時間を延ばすことで、海外からの投資をさらに呼び込むなど市場の活性化を図る狙いもあるとみられます。

 東証は2020年に大規模なシステム障害で売買が終日停止して以降、市場機能の強化策を検討していました。

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