東北電力は再稼働した女川原発2号機で計測機器に不具合が見つかったことから、点検のために11月4日午前、原子炉を停止しました。

女川原発2号機は10月29日、事実上の再稼働にあたる原子炉起動を行い、11月3日、発電再開へ向けた作業が進められていました。しかし、3日午前11時ごろ、原子炉内に挿入した計測機器を引っ張り出す際、途中で動かなくなるトラブルが発生しました。

これを受け東北電力は、4日午前8時36分に原子炉を停止させました。今後、原子炉が「未臨界」になったのち、点検を行う予定です。

計測機器は原子炉内に設置してある「中性子検出器」の精度を高めるための装置で、10月10日に動作確認した際、問題はなかったということです。

東北電力は再び原子炉を稼働させ発電を行う時期については現時点で未定としています。

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