4日午後、種子島宇宙センターから、H3ロケット4号機が打ち上げられます。
現在の様子を現場から中継でお伝えします。
野平美奈子記者
4日の種子島は時折強い風が吹いていて、空には薄く雲がかかっていますが、隙間からは青空も見える天気となっています。
H3ロケット4号機は天候不良などの影響で、4回の延期を経て、いよいよきょう4日、打ち上げの日を迎えました。
機体は現在射点にあり、約4時間後の打ち上げを待っている状態です。
今回の4号機には防衛省が整備・運用する、Xバンド防衛通信衛星「きらめき3号」が搭載されていて、H3としては初となる、静止トランスファー軌道への投入が行われます。
H3ロケットはH2Aに次ぐ新たな日本の主力ロケットとして開発され、初号機は失敗しましたが2号機・3号機は成功していて、将来的に目標とする高い信頼性、そして低コスト化に向けて連続成功が期待されます。
H3ロケット4号機はこのあと午後3時48分に、ここ種子島宇宙センターから打ち上げられます。
以上、中継でお伝えしました。
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