今年の「ヒット商品」がランキング形式で発表され、お得感のある商品や生活防衛を意識したサービスなどが相次いでランクインしました。
月刊誌「日経トレンディ」は、「売れ行き」「新規性」「影響力」から判定した今年のヒット商品のランキングを発表しました。
1位には1月から拡充されたNISA(少額投資非課税制度)と1兆8000億円もの個人資金が流れ込んだ「オルカン」と呼ばれる全世界株式投信が選ばれました。
3位は2つのポイントが統合し、約8600万人のポイント経済圏を作った「Vポイント」でした。
このほか、スキマバイトサービスの「メルカリハロ」や鉄道料金割引を売りにした銀行サービス「JRE BANK」などもランクインしました。
日経トレンディ 澤原昇編集長
「物価高でなかなか可処分所得が増えていかないというところで、自分自身でも生活防衛的なことをしていかないといけない時代になったのではないかと感じる」
また、経済効果が1100億円を超えるとみられる大谷翔平選手の関連商品が2位に入りました。
一方、来年についてはAI(人工知能)を身近なものに取り込んだ商品などがヒットすると予測されています。
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