本田技研工業は、原付バイクのオイルが漏れることで後輪が回らなくなり転倒する恐れがあるとして、65万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。

 リコールの対象は、2013年12月から今年9月まで日本とベトナムで製造されたホンダの「タクト」「ジョルノ」「Dunk」と、ヤマハブランドの「JOG」「JOGDeluxe」「Vino」の6車種、合わせて65万290台です。

 国交省によりますと、変速装置が入るケースの密着性が不足しているためオイルが漏れ出し、最悪の場合、後輪がロックする恐れがあるということです。

 これまでに63件の不具合が報告され、転倒事故も2件起きています。いずれもけがはなかったということです。

 また、およそ43万台でブレーキレバーの不適切な組付作業によりブレーキランプの点灯に不具合が生じ、エンジンが始動しなくなる恐れがあるとするリコールも届け出ました。

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