日本銀行は31日午前まで開いた金融政策決定会合で、現状の政策金利を維持すると発表しました。現状維持は2会合連続です。
日銀は引き続き、政策金利である短期金利が0.25%程度で推移するよう促します。
先日の衆院選で自民・公明が過半数割れしたことで政治や経済の先行きの不透明感が広がっているほか、来週に控えた大統領選の結果次第ではアメリカ経済の先行きも不透明な状況に陥ります。
円相場はここ1カ月で10円以上、円安ドル高が進み輸入物価の上昇への懸念もありますが、日米がともに抱える不安定な状況を慎重に見極めるため、追加の利上げは見送ったとみられます。
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