30日の日経平均株価は堅調な立ち上がりでした。午後には一時、3万9500円近くまで上昇。終値は前の日から373円高い、3万9277円となりました。
アメリカ市場でハイテク関連株などが好調だったことを受け、国内の半導体関連株が買われて、半月ぶりに3万9000円台を回復しました。
三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩氏
「円安も基本的には追い風になっていると思う。一部野党と協力して政権を続ける見方が広まっているので、株式市場にとってはプラスという期待感もあると思う」
しかし、市川氏は「こういった期待感は持続しない」と分析しています。
市川氏
「市場の注目は、マイクロソフトとメタの7〜9月期決算。マイクロソフトとメタの業績予想が非常に弱い場合、国内の半導体関連株にマイナス材料になるので、日経平均は売り優先の展開になる可能性はあると思う」
(「グッド!モーニング」2024年10月31日放送分より)
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