かつて、世界の「FUNAI」と呼ばれた船井電機。解雇された従業員に再就職支援の動きです。
「FUNAI」ブランドのテレビなどを製造する船井電機は10月24日、経営に行き詰まり、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けました。
破産手続きの開始決定を受けた日、本社では急きょ、従業員が食堂に集められ、役員らから解雇の通告が行われたといいます。
地域の大型倒産にハローワークも再就職支援に乗り出しました。船井電機の従業員約550人に対し、失業給付のサポートや個別相談、応援企業を集めた求人情報誌の作成などで支援します。
(ハローワーク門真 玉野裕子所長)「(管内企業として)主要企業の1つですので、影響は少なくない。(船井電機従業員と)一緒に働こうという企業の求人を一覧にして速やかに届けていきたい」
また、本社のある大阪府大東市は、船井電機製のテレビ15品目を「ふるさと納税」の返礼品から除外。影響が広がっています。
(大東市 林充耶さん)「(10月、ふるさと納税の返礼品として)30件程度の申し込み。かなり期待していたところで、取り下げに至ったのは残念に思っています」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。